都市部の限られた敷地条件でものびのびとした暮らしを実現するのが高強度の「Mフレームシステム」です。このシステムを1階部分に採用すれば、ビルトインガレージを実現。また、2階部分に採用すれば、陽当りの良い2階を広々としたリビングにすることもできます。
例:1階部分にMフレームを採用した場合
門型フレームで強度をアップし、最大間口約6m(壁芯寸法による値)のオープンな空間を実現。
壁ではなく門型のフレームで、大空間を支える部材のこと。3層分の荷重や地震・台風等の揺れにも耐えうる強靭な接合を誇ります。
主要な部分に配置されるMフレーム。地震や台風などの外力に抵抗する壁「耐力壁」となって家の強度を保ちます。
耐力壁があると閉鎖的になってしまうキッチンも、視界をさえぎる壁がなくなることで、広く感じることができます。
一般的な木造住宅では、600mm以上(柱芯間の寸法/面材耐力壁の場合)の幅がないと耐力壁になりませんが、幅狭耐力壁は幅300mm・450mm(柱芯間の寸法/1階用は300・450mm、2・3階用450mm)なので、幅600mmに満たない壁でも耐力壁とすることができます。
奥行きの浅いクローゼットで耐力壁をとれば、キッチン前の壁が不要になるなど狭小間口でも耐震性を確保しながら大空間を実現。室内が広々とした空間に感じられます。
周囲の家の日照や通風を確保するため、地域によって斜線制限や高さ制限が定められており、住まいづくりはその制限範囲内で行わなくてはいけません。
そこでテクノストラクチャーの家では、制限範囲内のスペースを最大限に活用できる葺き下ろし登り梁仕様をご提供。最大4mの屋根葺き下ろしが可能となり、床面積を増やすことができます。
2階リビングとバルコニーの段差をなくして空間をつなげ、バルコニーをリビングの一部として使うことができます。オープンエアの開放感と景色を眺めながらの食事など、生活の楽しみが広がるだけでなく、またぎのないバリアフリー仕様で安全・快適です。
斜めテクノビームや斜め接合金具を使用した「斜め壁」で、さまざまな敷地に柔軟に対応。また、斜めバルコニーなどをデザインに用いることで、新しい表情の外観も実現します。
敷地によっては長方形・正方形のプランでは無駄なスペースができてしまいます。斜め壁を使えば、敷地を有効活用し居住空間を広げることが可能です。
「狭小敷地なので上から光を取り入れる中庭がほしい」というケースでも斜め壁を採用すれば、少しのスペースでも明るい中庭が実現します。
スキップフロアとは、床面や天井高に変化をつけることで、+αの収納空間をつくったり、開放感のあるリビングを実現する間取りのこと。地下室や屋根裏収納とは違い、大変な荷物の上げ下ろしが必要なく便利です。