地震で倒れる家とは?Collapse

2016年4月、熊本県を大地震が襲いました。
その際に倒れてしまったのは、実は古い家だけではありません。
新しい家でも倒れてしまったのには理由がありました。

倒れる家には理由がある

地震で倒れてしまう家=古い家、または建築基準法を満たしていない家、と考えている方は多いのではないでしょうか。しかし実際は、築年数のまだ浅い家や建築基準法を満たしているはずの家も倒れてしまうことがあります。それはなぜなのでしょう。

地震で倒れるのはこんな家

1.耐力壁が足りない(土壁、筋交いのない壁)

耐力壁が足りない(土壁、筋交いのない壁)

耐力壁は地震から家を守るために欠かせないもの。必要な場所に必要な数だけ設置されていなければ、家は倒れやすくなります。

2.耐力壁の配置バランスがおかしい

耐力壁の配置バランスがおかしい

せっかく耐力壁を設置していたとしても、配置バランスがおかしければ台無しです。バランスが悪ければ、当然倒れやすくなります。

3.施工ミス(接合金具・補強金具の取り忘れ、間違い)

施工ミス(接合金具・補強金具の取り忘れ、間違い)

あってはいけませんが、過去に実際に起きてしまった残念な事例です。こうしたことのないよう、チェック機能が整った信頼のおけるハウスメーカーに依頼することが大切です。

熊本地震は前震が最大震度7・マグニチュード6.5、本震は最大震度7・マグニチュード7.3という大きなものでした。たくさんの家が倒れましたが、その多くは2階の重みに耐えきれず1階がつぶれてしまう倒れ方でした。どうしてそのような倒れ方になるのか、倒壊のメカニズムを知ると、地震で大きく揺れたとしても決して傾かない強い家づくりでです。

倒壊のメカニズム

  • 1地震によって家が揺れる
  • 2建物が大きく傾く
  • 32階の重みに耐えきれず1階から倒れる
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